あけましておめでとうございます。

今回の訓示のテーマとして「市場価値」という言葉をひとつ心に留めていただき、その意味するところを考えていただきたい。

市場価値とは何か?それは複数の第三者からの数値評価の平均です。会社の市場価値、商品の市場価値、サラリーマンの市場価値、という言い方をします。株価と同じように市場価値は常に上下し、何もしなければ時間の経過とともにジワジワ下がっていきます。
私が採用面接するとき、健康である限り定年なし、生涯現役を目指せ、というような説明をしています。サラリーマンとしての生涯現役を保つためには、社内における市場価値が自分の給料よりも上回り続けることが必須条件です。そして社内における市場価値を決めるのは、社長である秋月です。
同じことが会社に対して言えます。会社が生涯現役を保つためには、日本国内における市場価値が、自身の維持経費よりも上回り続けることが必要です。有形資産のない非上場会社の市場価値とは社員の市場価値と商品の市場価値の合計です。社員の市場価値を高く維持することは、会社の存続に直結します。

「若者はなぜ3年で辞めるのか?」という本にこんな記述があります。
ある外資系経営コンサルタントの言葉「日本企業でのキャリアなんてわれわれは全く評価しない。あれは本質的にはマックのバイトと同じだから。そういう仕事を自分の意思で何十年も続けてきた人間は、同情はしても評価はできない」
引用終わり

このコンサルタントに言わせると、みなさんのやっている仕事のほとんどはマックのバイトと同じです。よその会社で通用する仕事をしません。じゃあ外資系は違うのか?とも思いますが、それは横において、この引用で私が言いたいことは、私が社員のみなさんに期待していること、それは「がんばるな」ということです。みなさんの持っている能力の半分でできることを確実に行うことです。がんばることに市場価値はありません。単発長時間の努力は誰にでもできることが多いので評価に値しません。できることを期待されている時間までに一定のペースで確実に片付けること、そしてできないことや想定外のことが発生したときに次善の策を考え実行することを期待しています。

では、余った時間に何をするか、それは市場価値を高めるための時間にあててほしい。マックのバイトではやらないことをしてほしい。そして給料が市場価値に見合ってないからもっと上げろと言ってほしい。ぜひみなさんには、自身の市場価値を高めるための目に見える行動を今後も続けていただき、長くともに成長し続けていきたいと思っています。

今年のみなさんの行動が結果となって現れ、会社の発展に貢献していただくよう、みなさんのますますの活躍を心から願い、新年の訓示といたします。